「被写体がピンぼけする・ブレる」という問題について、一部のAndroid端末において本人確認書類の撮影時にピントが合わない、ブレるなどの事象が確認されています。以下に具体的な対処方法を示します。
- カメラのレンズに汚れが付いていないことを確認してください。
- シャッターを押す前に、画面内の被写体をタップしてピントを合わせてください。
- 薄暗い場所や光の反射が多い場所を避けて撮影してください。
- 被写体の背景にピントが合うことを避けるため、机などに置いて撮影してください。
- 被写体とカメラの距離を変えて、ピントが合う距離で撮影してください。
- スマートフォンの「オートフォーカス機能」を調整してください。
- スマートフォンの「フラッシュ設定」をオフにしてください。
次に、運転免許証/運転経歴証明書、マイナンバーカード、パスポート、在留カードに関する問題点を述べます。
【運転免許証/運転経歴証明書の問題点】
- 氏名、生年月日、住所、運転免許証番号、有効期限が読み取れない。
- 顔写真がはっきりと確認できない。
- 公安委員会の印章が確認できない。
- 裏面に変更箇所があるが、公安委員会の印章が確認できない。
【マイナンバーカードの問題点】
- 表面に記載された氏名、住所、性別、生年月日、交付元、有効期限が読み取れない。
- 住所変更をしているが、変更している自治体の押印がない。
- カードケースに入った状態で撮影している。
- マイナンバーカードをお持ちの方は「タッチで本人確認」の利用が可能であり、詳細はヘルプページをご確認ください。
【パスポートの問題点】
- 日本国政府発行のパスポートではない。
- 2020年2月4日以降に申請されたパスポートで所持人記入欄がない。
- 氏名、生年月日、有効期限が読み取れない。
- パスポートの「厚み」が確認できない。
- 手書きで住所が2か所以上書かれており、現住所が確認できない。
- 光の反射で顔写真がはっきりと確認できない。
【在留カードの問題点】
- 表面に記載された在留資格、在留期間、許可年月日、発行者印が読み取れない。
- 住所変更をしているが、届出年月日および記載者印が無い。
- 氏名がアルファベットの場合、大文字・小文字の表記が一致しない。
【お顔の撮影に関する問題点】
- 画像が暗く、お顔を確認できない。
- 画像がブレているため、はっきりお顔が確認できない。
- マスクやサングラスを着用して撮影している。なお、眼鏡を着用している場合、レンズの色味や光の当たり方によっては「サングラスを着用している」と判断される可能性があります。
- マスクを下に寄せて、あごにかけている状態で撮影している。
- 口元に何かを含んでいる(例:タバコ、歯ブラシなど)。
- 本人以外のお顔が写っている。第三者のお顔が写り込んでいる場合、本人のお顔を判断できないことがあります。